メンバー

木下裕文
主に郊外のまちで庭を作り、メンテナンスをしています。一個一個の庭を考えるところから始まり、今は一個の庭も地域の風景、環境の一部という視点で見ています。そこにある土と緑を触ると、きっとまち全体が変わるはずです。

木下有日子
庭づくりの体験を通し「落ち葉」や「雑草」との新しい?付き合い方の話を店に来ていただいた方に伝えています。植物にとっても人にとっても「いい加減」がみどりと人が元気になれるように思います。

ウチダ ケイスケ
都市部におけるエコでスロー なライフスタイルを提案する「ミドリカフェ」を2007年にオープン。 無添加・無農薬で育てる菜園や庭づくりの設計デザインやガーデニング雑貨・ タネ苗の販売を行っています。2015年〜神戸大学農学研究科地域連携センター学術研究員。

安藤 聡
大学でまちづくりを専攻、花屋/屋内緑化会社、造園職人を経て2015年にfan景観設計を設立。 身近な雑木や山野草を主に使い、印象的な景色とともに、草木がもつ住環境改善効果を引き出し、体感的にも住まいを心地良くする庭や緑地を作ります。


福元 敬子
女性ならではの感性で、自然との関わりを大切にしたおうちまわり(外部空間)をご提案しています。ご家族の幸せな暮らしの記憶は、お庭の木々や草花など共にあるように思います。
一級エクステリアプランナー/二級建築築士
松葉 英太郎
料理の世界から造園の世界に転職の後、2003年に独立。 大きな自然の森や溪谷の景色をお手本にしながらも、足元にひっそりと咲く小さな植物達や、土の中の小さな生き物達にも心配りを持って接しています。限られたスペースの中の「間」を大切にしながら自然素材の良さを活かし作り込みすぎない空間づくりを心掛けています。また、樹木医として樹木や街の緑の保護など積極的に活動しています。
樹木医・松保護士・自然再生士・街路樹診断士


たぶん新しいライフスタイル。自然から離れていく方向でいろんな恩恵もあったけど、そこに改めて自然というものを呼び戻すことが次の時代には必要だと思います。自然と人が同じ方向で循環できる暮らしの場の一つがまち杜です。

目にとまった植物を楽しむ。植物にとっていい環境は人にとってもいい環境だと思います。植物を感じ、楽しめるやさしい街。山と海を繋ぐまち杜が広がってほしいです。

仙台市の定禅寺通り。ケヤキが枝はを広げ街路を覆っています。訪れた日は気温30度に達する暑い日でしたが、この通りはひんやりと心地よく、日傘も必要ありません。中央分離帯は公園になっており、ジャズライブが盛況でした。木立の中に佇むビル群に圧迫感はなく、小鳥たちの鳴き声がよく聞こえる優しい空間です。人が木を大切に育むことで、その木々に守られる。今全国で傷んでいる街路樹はダイヤの原石。この「杜」はどの街でも作ることができるのです。

世田谷区の東京農業大学前にあるケヤキ並木。農大に向かうこの道は、車の立ち入りが出来ない人のための道。下では子どもたちが遊んでいたり、自転車の練習をしていたり、姫路市周辺には緑は多いですが、実際に体感する人は少ないかもしれない。ここは多くの人が暮らす東京。その中にこういう場所があるのは、ある意味田舎より自然を感じることができるかもしれません。ここは羨ましい。